新旧の表紙を並べてみると、かなり変わっていることに気付きますな。まぁ30年経って変わらない方が不気味ですけど(笑)
![お月様](http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/171.gif)
さて超人オリンピック・ザ・ビッグファイトも決勝戦まできました。
ここでツッコまざるをえないのは2点。まず1点目。
ブロッケンJrの必殺技が毒ガス攻撃になってます。父親ブロッケンマンの毒ガス攻撃は見事でしたけど、息子ブロッケンJrも毒ガスを吐けるということです。いつか披露してもらいたいもんです。
ブロッケンJrの必殺技が毒ガス攻撃になってます。父親ブロッケンマンの毒ガス攻撃は見事でしたけど、息子ブロッケンJrも毒ガスを吐けるということです。いつか披露してもらいたいもんです。
そしてもう1点は…
チエの輪マンの扱いが雑すぎます(笑)
身長150cm体重30kg、こんな体格で勝てるわけがない。しかも出身地不明、得意技ナシ、これは酷すぎます。まぁさすがにこれはやり過ぎだと気付いたんでしょう、後にチエの輪マンのプロフィールは改善され、身長175cm体重65kgに増量、出身地はノルウェー、必殺技はチエの輪ヘッドバットということになりますがね…
キン肉マンで豊島園といえばプラネットマンなんですが、こんなところでも使用されていたんですね…
さてここでプールに転落したキン肉マン、大変なことが判明してしまいます!
ツッコミ所が多過ぎてツッコむ気になりません(笑)後々のことを全く考えずにとりあえずキン肉マンをマスクマンだということにしてしまえ的な感じでこーなったんでしょうが、今考えるとこれはこれで正解でしたね。キン肉マンがマスクマンだからこそフェイスフラッシュも生まれたしキン肉マングレートという存在もあり得たわけだし、ヘルミッショネルズの覆面狩りが楽しくもなったわけですからねぇ…
この掟は相当厳しいな。そもそもこの掟の意味もよく分かんないし(笑)
完全にお面ですな(笑)
この歌はジャッキー佐藤とマキ上田、あのビューティペアの「かけめぐる青春」です。女子プロレスラーの歌が大ヒットする、当時はそんな時代だったわけですねぇ…
さていつも通り試合会場から逃げ出すキン肉マン、そこに現れたのはもう話すこともできないラーメンマン。
そしていよいよ試合前。
さてロビンが打倒キン肉マンを夢をウォーズマンに託したのには理由があります。
人気キャラであったラーメンマンを植物状態にしてしまうのはやり過ぎのような気もしますが、これがなけりゃモンゴルマンという超人は生まれなかったわけですからね…
実際にはウォーズマンはこの超人オリンピックにおいて対戦相手を殺しちゃいません(ティーパックマンもペンタゴンもラーメンマンもその後生存が確認されている)。そもそも死という概念が非常に曖昧な漫画ですからね、キン肉マンって漫画は…
そしてついにバラクーダのの正体が明らかに! まさかのマスク2枚重ね(笑)
これは衝撃的な映像です。マスクの上からマスクをかぶるなんて常識では考えられませんよ、顔面が蒸れてしかたないですし。がしかし後に登場するネプチューンキングはまさかのマスク4枚重ねという超ド級の荒技を見せてくれますからね、それに比べればバラクーダは可愛いもんです…
ここはね、キン肉マンの読者としてはツッコんじゃいけないところだと思ってます。だってロビンが戦う姿を読者は見たいでしょ、ロビンが出ないキン肉マンなんてつまらないでしょ、ならばここはあえてスルーするのが読者の務めです。
そんなこんなでついに始まったキン肉マンvsウォーズマン。ウォーズマンはキン肉マンを強敵と認めます。
ウォーズマンスマイル!
いつも無表情なウォーズマンですけど笑うことはできます。逆に絶対に笑うことができない超人、それはロビンマスクです。ロビンはウォーズマン以上に無表情なはずなんです。だけどロビンを無表情だと感じたことは一度もないんですよね、何故なんだろうなぁ?
さてウォーズマンのベアークローによりマスクを切り裂かれるキン肉マン、ここでこの超人の話が登場します。
キン肉タツノリ!
キン肉真弓の父、つまりキン肉スグルの祖父ということになっていますが、キン肉マンⅡ世だとキン肉族始祖ということになっています。それじゃキン肉王家ってまだ4世代しか続いていないことになっちゃいますけどね…
ちなみにタツノリとは原辰徳。キン肉大王は真弓明信。キン肉スグルはもちろん江川卓。じゃあキン肉マンの兄キン肉アタルは誰のことなのかとゆーと、江川卓の実弟に江川アタルってのがいるらしいです。知らんわそんなん(笑)なぜかアニメ版では「キン肉ガード」と改名されています。肉のカーテンじゃダメな理由が何かあったのかな?
がしかしウォーズマンはキン肉マンの左脇腹へのキック一発でこの肉のカーテンを崩します。
キン肉マンは産まれた直後にブタと間違われて地球に放り出されて育ったはずなんですが…ま、そのあたりはゆでたまごだからという理由で許せます。
キン肉マンは産まれた直後にブタと間違われて地球に放り出されて育ったはずなんですが…ま、そのあたりはゆでたまごだからという理由で許せます。
さてウォーズマンの猛攻。
この技を受け継いだケビンマスクはこれを「暴風雨エルボー」という技名で使用してるんですが、究極の超人タッグ編ではウォーズマン自身により「ウォーズ・ピストンエルボー」という技名で使用されます。どちらかといえば暴風雨エルボーの方がかっちょええかなぁ…
この技を受け継いだケビンマスクはこれを「暴風雨エルボー」という技名で使用してるんですが、究極の超人タッグ編ではウォーズマン自身により「ウォーズ・ピストンエルボー」という技名で使用されます。どちらかといえば暴風雨エルボーの方がかっちょええかなぁ…
さてキン肉マンとの激闘の中でクリーンファイトに目覚めたウォーズマン。
ウォーズマンは出血します。これが血液なのかオイルなのかは別として、心臓が存在している以上体内をこの液体が循環していると考えられます。だから怪我したときに出血するのは別に不自然ではないんですが、問題なのは出血部位ですね。ウォーズマンの手首から先は脱着可能ですから、そこを怪我して出血するとなるとその仕組みは非常に難しくなります。つまりウォーズマンは手首を装着することによって初めて手首から先に血液が循環し始めるというシステムなんでしょう。
ウォーズマンは出血します。これが血液なのかオイルなのかは別として、心臓が存在している以上体内をこの液体が循環していると考えられます。だから怪我したときに出血するのは別に不自然ではないんですが、問題なのは出血部位ですね。ウォーズマンの手首から先は脱着可能ですから、そこを怪我して出血するとなるとその仕組みは非常に難しくなります。つまりウォーズマンは手首を装着することによって初めて手首から先に血液が循環し始めるというシステムなんでしょう。
さてそんなウォーズマンを見た師匠ロビン。
ベアークローがまるで金太郎飴のようにへし折られてます(笑)そんなにモロい素材なの⁉︎
つーわけで語り出す師匠ロビン。
がしかーし試合時間が35分を経過したところで突然ウォーズマンの身体から煙が吹き出します。
そしてついにこの技で決着がつきます。キン肉マンという作品がこれほど長い間多くの人間に愛されることになったのはこの技が存在していたからだといっても過言ではないと思います。キン肉マンという作品の代名詞とも言えるこの必殺技!
つーわけで敗れたウォーズマン。この戦いは覆面剥ぎデスマッチなのでキン肉マンはウォーズマンの仮面を剥がそうとしますが…
つーわけで自ら仮面を取るウォーズマン。
そして衝撃のカミングアウト。
そんなウォーズマンの辛い過去。
キン肉マンごっこをして遊んでいた我々の世代にとって最強の技です。キン肉バスターやタワーブリッジは再現不可能でしたけどパロスペシャルは結構簡単な技なんですよ、だけどその破壊力は抜群。小学生同士であっても相手の肩関節を一瞬にして破壊することが可能です。当時多くの小学校でパロスペシャル禁止令が出たことからもその危険性とそのインパクトが分かるってなもんです。キン肉マンに数多く存在する必殺技の中でも、関節技部門ならこのパロスペシャルに勝てる技は無いと俺は思いますね…
だけどもキン肉マンⅡ世ではこのパロスペシャルはロビンからウォーズマンに伝授された技という設定になっていました。真っ向から矛盾してるように思えるんですが、矛盾はしてないんですよ。詳しくは「ウォーズマン・ビギンズ」を読めば分かりますが、ウォーズマンには会ったこともない人物の使ったこともない技を知ることができるという意味不明な特殊能力があったんです(笑)その能力によりウォーズマンはロビンが秘密裏に開発していたパロスペシャルという技の存在を知り、その事実を知らないロビンがウォーズマンのパロスペシャルに魅せられたというわけなんです。さすがゆでたまご大先生ですよ、おそらくこの複雑な設定を最初から構想していたに違いありません(笑)
ヒーローにはね、もちろん必殺技があります。ウルトラマンならスペシウム光線、仮面ライダーならライダーキック、孫悟空ならかめはめ波…地球上に存在する必殺技の総数は1万じゃきかないでしょうね。チエの輪マンにも必殺技があるくらいですからキン肉マン1作品だけでも必殺技の総数は軽く100を超えちゃうでしょうし。でもそんな星の数ほどある必殺技の中でもやはりキン肉バスターだけは別格です。悪く言っちゃうならこのキン肉バスターが鮮烈すぎてキン肉ドライバーやマッスルスパークが定着しませんからね…
ちなみにウォーズマンの声は北斗の拳でいうならリュウガ、聖闘士星矢でいうならフェニックス一輝、男塾でいうなら剣桃太郎です。渋い男の声にはピッタリですね…
暴露するまでもなく、どこから見てもロボ超人ですけどね(笑)
先ほども言いましたが、この辺りの詳細は「ウォーズマン・ビギンズ」を読みましょう。ウォーズマンの父親はミハイルマン、母親はナターシャ、そしてウォーズマンの本名はニコライ・ボルコフだということが語られますから(笑)