ドラえもん25巻つったら伝説のあの話ですからね…
ひみつ道具517、時間ナガナガ光線!
体感時間が6倍になるという道具、つまり1日なら6日間に感じてしまうということです。こんなの勉強中や仕事中に使われでもしたら終わりですね(笑)
子供が6時間も帰ってこなかったら心配にはなるでしょーな…
2時間はママにとっては12時間です。そりゃ警察に届けたくもなるってなもんです。
のび太のママの愛情をひしひしと感じざるを得ない話です。世の中のお母さんってのは皆こんな感じなんだろうなぁ…
ひみつ道具518、円ピツ!
夢の道具です。つーかこんな物が存在したら世界は破綻しますけどね(笑)
まぁ、悪い顔(笑)
この円ピツの正式名称は「アルバイト料先払い円ピツ」つまりどんな高額商品でも買えるけど、その後代金分働いて支払わなくちゃいけないんです。まぁドラえもんの他の道具を上手く使えば金なんていくらでも増やすことは可能なんですけどね…
ひみつ道具519、スペアポケット!
のび太がスペアポケットを使うとロクな結末にはならないんですが、大長編ではこれを使って危機を脱したケースもいくつかあります。まぁとりあえずスペアポケットがあればドラえもん不要だねなんて事は絶対に言ってはいけないことです(笑)
ひみつ道具520、空飛ぶ円盤!
四次元ポケット及びスペアポケットにはイメージ検索機能というのが内蔵されていて、欲しい物のイメージさえできていれば手を突っ込むだけでその用途に適した道具が出てくるようになってます。便利な機能だわ…
さてのび太はオールマイティパスを使ってスーパースターのこの人の家を訪問。
田野金平!
さすがの俺もたのきん世代ではありません。ジャニーズでいうなら俺はたのきんトリオの後、シブがき隊や少年隊の世代ですね…
はい次。
これを咥えて息を吹くと身体が浮き上がるほどの推進力を発揮する道具。ただこのロケット部分の方を咥えなくちゃいけないのは難点か。
ひみつ道具522、材質変換機!
これがあれば何でもプラスチックで作ってから金属に変えてしまえばいいわけですからね、世界の鉄鋼業は大ダメージを受けてしまいますね…
ひみつ道具523、宇宙探検ごっこヘルメット!
宇宙探検は子供のロマンであると同時に大人のロマンでもあります。そうじゃなきゃ世の中にこれほど多くのSF作品が溢れてはいないですよね…
肉体的にも精神的にも痛みを感じなくするガスをヘソから送り込む道具です。これ、一種の麻薬ですわ…
そしてドラえもんの反応は…
そんなのび太のためにこの道具。
さて次は漫画を描くことになったのび太のために…
そして漫画制作に集中するために…
それでも描けないのび太のために…
さて次の道具は凄いです。登場回数だけならどこでもドアやタケコプターを軽く凌駕する超絶頻出ひみつ道具です。
はい、次。
さてのび太はこの仲間に入れてもらいます。
ヘソを出すのにスカートをまくる女の子を俺は初めて見ました(笑)
さて次の話ではのび太が、あの野比のび太がテストで奇跡を起こします!
さてこの快挙にしずかちゃんは… 言ってる事は非常にいい事です。だけどこれは大人が言うべきことです。同級生がこれを言っちゃ上から目線ですよね…
おそらくのび太の人生初にして最後の100点。だけども問題を見てみるとよく解けてはいるんですよね。帯分数と小数が混ざった分数のかけ算割り算なんですが、途中の計算式も非常に丁寧で好感が持てます。このまま伸ばしていけば学力は大丈夫だと思いますけどね…
まぁ仕方ない部分もあります。学力ってのは積み重ねですからね、突然高得点を叩き出す奴ってのは大概が不正ですから(笑)
ひみつ道具525、ピーアール!
ドラえもんはロボットのくせに、同じロボットに対して冷たいなぁ…
ひみつ道具526、念画紙!
これは俺のように画力が欠片もない人間には画期的な道具ですね。一度でいいから上手な絵を描いてみたいですからねぇ…
ひみつ道具527、カンヅメカン!
どーやら22世紀になってもプルタブ型の缶詰というのは発明されていないようです。まぁ今こんな缶詰が出てきたら、カン切り探すのが大変ですよね…
ひみつ道具528、マンガ原作集!
⑤がSF漫画集ということは…①~④は冒険漫画、ヒーロー漫画、スポーツ漫画、ギャグ漫画ってな感じですかね…
ひみつ道具529、ネコ集めすず!
ドラえもんの首に付いてる鈴、これがネコ集めすずです。何百回と登場しているにも関わらず1度も使用されたことがないという幻のひみつ道具ですね…
ひみつ道具530、なかまいりせんこう!
仲間外れってのは寂しいもんですからね、使いようによっては便利な道具かもしれませんね。でもそれよりも俺が感動したのはこの道具をあえて線香にした点ですよ。「かとりせんこう」の「かとり」という言葉と「なかまいり」という言葉との間に「か」「り」の共通点を見つけたからこの道具を「なかまいりせんこう」と名付けたわけでしょーから。こじつけにも思えるんだけど、この辺りがセンスなんだろうなぁ…
このゴム跳びという遊び、俺たちの時代の女の子はみーんなやってました。だけど何が面白いのかさっぱり分かりませんでしたし、結局ルールもよく分かんないままでした。そもそもこーゆー勝ち負けが漠然としてる遊びは男の子には向かんのよなぁ…
この道具から放射される平和電波を浴びた者は即座に争いをやめてしまうという道具。まぁ争いには理由があるわけで、それを無視したところで再び争いが巻き起こるのは間違いないことですけどね…
俺の実家と隣町とをつなぐ唯一の橋があったんですが、その橋は特定の時期になると羽アリの死体で埋め尽くされちゃうんです。あれは子供心に焼きついた光景でしたけどね…
そんな羽アリを助けたのび太、コロニー作りの様子を観察。
女王アリはもちろん卵を産みます。だけどよくよく考えてみると女王アリは巣の中で交尾を行っていないんですよね。これがアリの凄いところでね、そもそも女王アリってのは雄の羽アリと空中で交尾してるんですが、その時に一生分の精液を体内に溜め込んじゃうんです。そしてそれを少しづつ使いながら卵を産むんです。まぁ悲しいのは雄アリの方でね、交尾が終わった雄アリは俺の地元の橋の上で死体を晒すだけですからねぇ…
さて巣の中に連れ込まれたイモムシを助けにのび太たちは巣の中へ向かいますが、そのイモムシは食用ではないことに出来杉くんが気付きます。
出来杉くんがメガネをかけるとのび太そっくりになってしまう件は置いておくとして、アブラムシのようにアリと共生してる生き物は結構いるもんです。とゆーのもアリに対する認識が我々人間とちょっと違うんですよね。人間はアリを見ると「小さくて弱い生き物」と認識しがちですが、人間以外の哺乳類や昆虫からするとアリとは「近付くとロクなことにならない危険生物」なんですよ。元々攻撃性が非常に高い好戦的な生物であると同時に、アリってのは本来ハチの仲間ですから刺しまくるんですよね…
そして月日は流れ、再び羽アリが飛び立ちます。 羽アリとはすなわち雄アリと雌アリです。彼らが空中で交尾して再び新しいコロニーを作っていくわけですが…じゃあ働きアリはどうなるのかというと、生涯働きアリのまんまなんです(笑)彼らは交尾することもなく子孫を残すこともなく、ひたすら働くだけ働いで死んでいくんです。それならまだ交尾だけして死んでいく雄の羽アリの方がマシなのかなぁ…
そんなアリたちの成長を巣立ちを見たのび太に対し、ドラえもんからキツい一言。
タンポポの綿毛の話や今回のアリの話のように、のび太が精神的に成長する時ってのは自然絡みのストーリーが多いです。やっぱ子供は自然のサイクルを観察して大人になっていくもんなんですよ。その過程を欠いた子供はロクな大人にならんと俺は思います。