ふぃ~、相当脱線してしまいましたが、とりあえず肝心の悪魔七超人の考察は後回しにして読み進めていきましょう(笑)
つーわけで順番がガタガタになってしまいましたが、七人の悪魔超人の先陣を飾るのはこの超人!
そんなステカセキング、戦闘となれば兎にも角にもこれでしょう。 出身地はベルギー、超人強度はウォーズマンを軽~く上回る250万パワー、そして身長は214cmで体重は700kg。体重1tのザ魔雲天とサンシャインに匹敵しかねない体重を備えた隠れ重量超人です。
ちなみにステカセキングの声はキン骨マンと同じ。つまりめぞん一刻の五代くんと同じ声だということです。
このカセットテープに収録された超人に変身して戦うというのがステカセキングの基本的戦闘スタイルです。後にはゼブラやマンモスマンにも変身しますからね、ステカセキングの可能性は無限大です…
そんなミラクルランドセルに収納されている超人大全集、そのボリュームは尋常じゃありません。
そしてボリュームアップ、100万ホーン!
100万ホーン、まぁ100万デシベルと言い換えても構いませんが、これがどれくらいの音量かというと…これはもはや音ではないんです。そもそもジェット機のエンジン音がおよそ120デシベル、そして人間の鼓膜が耐えられるのが130デシベルくらいだそーです。これを越えるともはや音ではなく衝撃波なんです。そして100万ホーンがどれくらいの衝撃波をうむか、さすがにそんな事を計算した学者はいないんでしょーが、一説によると全宇宙が一瞬で消滅するくらいの衝撃波だそうです(笑)恐るべし、地獄のシンフォニー…しかし逆転の…
ウォーズマン戦で初披露したキン肉バスター、ここでキン肉マンのフェイバリットホールドとしての地位を確立した感はあります。キン肉マンが当時の少年たちに圧倒的に受け入れられていったのもこの辺りからなのかもしれませんね…
まぁ定番ですけどね。やっとこさ倒した相手が実は実力的には最低の相手だったというのは少年漫画ではよく見るパターンです。しかしその定番を使い続けても飽きがこないのがキン肉マンという漫画の不思議なところです…
そんなわけでステカセ戦後。
さてキン肉マンという超人の底力を熟知しているブラックホール。
さて影を自在に移動するブラックホール対策としてテリーマンが入れ知恵。
ここでようやく魔雲天が初登場します。ステカセ戦の間どこにいたの?という話にもなりますが、ミスターカーメンにいたっては初登場がブラックホール戦後ですからね…
さて3日後、舞台は後楽園。
ここでリングに上がっておけばよかったんですよ、ペンタゴンやスペシャルマンは。ここで上がっておきさえすれば、その後アイドル超人としての未来もあったかもしれなかったのにねぇ…
さてキン肉マンの代わりにリングに上がるもボコボコにされたテリーマン。
キン肉マンに変装するために外していたスターエンブレムがいつの間にやら装着されてますな。まぁゆでたまご相手にこんな重箱の隅をつつくようなことをしても無意味なんですけど(笑)
つーわけでキン肉マンの2戦目の相手が…
さて先制はキン肉マン。ブラックホール!
初登場時から最も外見が変わらないブラックホール、ゆでたまご自身もデザイン的には屈指の傑作と言っておるそうです。まぁブラックホールを発案したのはゆでたまごではなく青梅市の原くんなんですけどね(笑)
そんなブラックホールのプロフィールですが、超人強度は200万パワーで冥王星超人J・ヘビー級のタイトル保持者。その出身地は「異次元」と「バミューダ海域」の2通りが見られるんですが、ゆでたまごによると異次元から地球にやってくる際にバミューダ海域を経由しているとのことです。ちなみに異次元から地球に移り住んだのがペンタゴンの一族だそーな。
そんなブラックホールの声は郷里大輔、もちろんロビンマスクです。ロビンとアシュラマンとブラックホールは全て同じ声ですから。
48の殺人技の1つ、フライングパンチ!
まぁこの技を48の殺人技の1つとして記憶している読者はほとんどいないでしょーけどね。だけどキン肉マン自身が言ってる以上、この技は間違いなく48の殺人技の1つなんです。
そーですね、やはりキン肉マンコミックスは買い揃えておかなければいけません。
ここからは私事ですが、俺が人生で一番最初に買ったコミックスはキン肉マンです。小学校2年生くらいだったと思うんですがね、キン肉マンを買おうと心に決めてお小遣い握りしめて本屋へ向かったわけですよ。がしかし俺の住んでいた町に本屋なんてものはなく、山2つ越えないとキン肉マンは買えなかったんです。それでもまぁなんとか買うには買えたものの帰り道が真っ暗になっちゃってさ、俺は怖くなって泣きながら歩いてたんですよ。そしたらね、全く見ず知らずのトラックの運ちゃんが家まで送ってくれたんです(笑)あの時のこと、俺は一生忘れないだろうなぁ…
そーするとさ、逆方向に影ができちゃうんじゃねーのか(笑)
つーわけでブラックホール戦には勝ったもののキン肉マンは重傷。そんな事にはお構いなく第3戦の対戦相手を決めようとする悪魔超人に対し…
「やめな、悪魔ども!」
さてキン肉マンは5人の試合をここで観戦。
さて日本各地で始まる試合。ロビンは上野不忍池、テリーは秩父連山、ウォーズマンは田園コロシアム、ウルフは1人西日本に飛ばされて鳥取砂丘(笑)そしてブロッケンJrの試合会場は北海道の…
さてまずは鳥取砂丘。ここでウルフマンと対戦するのが…
そんなわけでスプリングマンの奥義炸裂。
そしてこのデビルトムボーイからの…
さらにNo.2。
テリーも昨日の時点では重傷だったんですけどね…
そしてここからの展開が鉄板です。
「まちな、テリーマン。」
どんな漫画でもそーなんですが、団体戦というものは盛り上がります。キン肉マンはそれが最も顕著な漫画でね、この悪魔七超人編、黄金のマスク編、王位争奪戦、さらには完璧無量大数軍編も団体戦ですからね…
そんなわけで死地へと赴く5人の超人…
実際3人死んじゃいます(笑)生き残りの1人であるブロッケンJrもカーメンに負けたも同然ですからね、成果を残したのはテリーマン1人だけだといってもよいでしょう。対悪魔七超人戦をよくよく考えてみると、7人中テリーマンが1人モンゴルマンが2人倒し、残りの4人は全員キン肉マンが倒しているんですよね…
シアトル東京ですな。1981年まで営業しておったそうですが、その後ここに銀座テアトルビルが建ちます。非常に目立つビルだったんですが、現在解体中です。時代は巡るなぁ…
北海道UFO発着所!
俺は北海道に行ったことは無いですが、時計台とかを観光するよりもこの北海道UFO発着所を探しに行きたいです(笑)それとうしとらマニアとして神居古潭には行かざるを得ないでしょうね…
スプリングマン!
鋼鉄製の身体なのに軟体超人という複雑なスプリングマンですが、やはりそのインパクトは悪魔超人の中でも上位に入ります。イロモノ超人でありながら生き残った、非常に稀有なタイプの超人です。
そんなスプリングマンも体重は600kgの隠れた重量超人。しかし最も特筆すべき点はやはり2000歳というその年齢でしょう。完璧超人が何億年も生きていることからすればたいしたことないのかもしれませんが、キン肉マンたちの寿命が普通の人間と大して変わらなさそうなことからすると異常なほどの長寿です。なぜこうなったかというと単純に出身地の問題なんです、古代インカ出身のベンキマンが4000歳ですからね、古代ギリシャ出身のスプリングマンも高齢にしなきゃ辻褄が合わないということです。
ちなみにスプリングマンの声は意外にもテリーマンと同じです。テリーマン=スプリングマン、さらにいうと=プラネットマン=キューブマン=ペンタゴンです。声優使い回し過ぎ(笑)
デビルトムボーイ!
「悪魔のようなトムという名の少年」という意味ではありません。「トムボーイ」ってのは「おてんば娘」っていう意味なんですが、だからといって「悪魔のようなおてんば娘」という意味でもありません。昔ね、階段をひとりでに降りてくるスリンキーという商品名のバネのおもちゃがあったんです(我が家にもありました)。このおもちゃのことを通称トムボーイって呼んでたんです。つまりデビルトムボーイとは「悪魔のトムボーイ」という意味なんです。
螺旋壊体搾り!
…という技名が判明したのは平成になり無量大数軍編での事です。我々は30年近くもの長い間この螺旋壊体搾りもデビルトムボーイの一環だと捉えていましたが、実はデビルトムボーイはこの螺旋壊体搾りに入るための前フリ技に過ぎなかったわけですね…
そしてここてテリーマンに異変が。
テリーの靴ひもが切れるのは災いの印です。ただこれは正義超人の仲間の身に何か起こった時だけ切れるというわけではなく、無量大数軍編では魔雲天の危機に際して靴ひもが切れますからね。もしかしたら単純に切れやすいだけなのかも(笑)そして衝撃のシーン。
ご覧の通りバラッバラになっちゃったウルフマンですが、アニメではさすがによろしくないということでこのシーンは改編されます。その結果アニメ版でのウルフマンは生き延びます(笑)身体中の筋組織をズタズタにされて再起不能にはなりますが、なんとか生き延びます。まぁウルフマンは原作だけでも3回死亡する死にキャラですからね、アニメ版くらいは生き延びさせてやってもいいですよね…
さてお次はこの悪魔超人が登場。
そんなアトランティスと対戦するのはロビン。グランドキャニオンから転落して二度と戦えない身体になっていたはずのロビン、そこはもうツッコんじゃダメなところです。そういう設定があったからこそウォーズマンという超人が誕生したわけですし、そういう設定を破棄したからこそロビンの名勝負の数々が生まれたわけですしね…
オーストラリア・グレートバリアリーフ出身のMr.水生超人です。水中戦であればゲッパーランドやマーリンマンを抑えてNo.1なんじゃないでしょーか。水中戦以外であってもそれなりには戦えるというのはキン肉マン戦で証明されてますけどね、意外に多才な技を持ったトータルファイターです。
そんなアトランティスの声は…キン肉大王と同じです。
さらにNo.2。