魚鱗鎧というやつですね…
さてクシャナ謀殺の任を受けて動いていたクロトワ、あっさり寝返ります。
貧乏人にとって信用できるのは家族だけなのかもしれないけど、権力者になると家族こそが最も信用のできない存在になってしまうというのは皮肉なことですね…
さてとある村にたどり着いたナウシカ、しかしここで蟲に襲われちゃいます。
こーゆーのは半端なく怖いだろうな。噛み殺されてから食べられるのならともかく、丸呑みにされる恐怖はたまんないですよ…
とはいえナウシカはこの物語の主人公、まさか食べられるわけはないなと思いましたが…
食べられちゃった…
それにしても蟲の捕食シーンはいつ見ても爽快感がありますな。やっぱ昆虫は肉食の方がかっちょいいんですよ、カブトやクワガタよりもカマキリの方が飼うのは楽しかったもんね…
伝説にある「蒼き衣」とはそーゆーことだったんでしょうな…
これはできんよなぁ。人工呼吸だけならできるとは思いますよ、だけど気管に詰まってる血を吸い出してあげられるかといったらさすがに躊躇しちゃいます。しかもこの血は毒ですからね…
ジャンヌダルクもそーだったんでしょうが、戦場のシンボルとして女性を掲げるのは悪い策ではないよな。その方が死を恐れない軍隊が組織しやすいでしょうしね…
森の人!
腐海の底で火を捨て、蟲の腸を纏い、卵を食す一族です。ある意味究極のエコロジストかもしれませんし、この先人間が生きていくための唯一の手段を実践しているのかもしれませんね…
さてこの森の人に救われたのはユパ様とアスベル、そしてこの娘。
ケチャ!
マニ族の女の子です。別に彼女が何かやらかすというわけではないんですが、彼女の存在が一因となってナウシカとアスベルは破局します(笑)
映画版だけ見てるとトルメキア兵は重装歩兵といったいでたちですが、彼らは実際には重装騎兵です。映画版でここを描けば壮大だったでしょうけどね…
トルメキア兵はトリウマに乗って戦いますが、土鬼軍は毛長牛に乗って戦います。牛といいつつも足が蹄じゃないところがポイントですね…
ナウシカはトルメキアの味方というわけではありません。かといって土着の民の味方というわけでもありません。彼女は純粋な徹底的反戦主義者です。ただ、その思いを貫けるような環境に今はいないんですよね…