さてこんな新タイトルやってみます。
そしてここが広島カープの応援席だという事実を初めて知った野球処女の実央ちゃんは、全員が広島から来てるのかと勘違いしますが…
つーわけで広島を応援する広島ファン、しかしイジメで心が病んじゃってる実央ちゃんは…
いつもの俺ならここで脱線して津田の事を語り始めるんですが、今回はやりません。だって津田の事を語る資格があるのは広島ファンだけだと思うから…
球場ラバーズ!
俺の好きな絵柄ではないです。どちらかといえば少女漫画みたいな画風ですからね。がしかし…扱っているジャンルがたまんないんですよねぇ…
さて主人公。
松田実央!
学校で酷いイジメにあっている実央ちゃんは金を稼ぐために援交に手を出そうとしてしまうんですが、そこで偶然知り合った男性からカバンを盗んじゃうんです。そのカバンの中に入っていたのはお金と赤い帽子とオープン戦のチケット。つーわけで実央ちゃんは生まれて初めて東京ドームへ。野球処女、良い言葉ですな。まぁ日本の女性の60%くらいは野球処女でしょう、そして99%はラグビー処女ですね(笑)まぁ女がやるスポーツではないからねぇ…
野球ファンにはぶっちゃけ2種類の人間がいます。地元チームだから応援してるファンと、地元じゃないけど応援してるファンです。阪神や巨人のような全国的人気球団は津々浦々にファンがいますけど、広島ファンの大多数は地元だから応援してるというファンです。とゆーか広島出身じゃないのに広島ファンだという人間には滅多に出会えませんからね、実際俺は1人もあったことが無い。
がしかしこれに対してこの意見。
うん、これも真理かもしれませんな。まぁファン心理ってのはファンにしか理解できないところもありますけどね…
そしてここで基町さんがこの選手の名前を出しちゃいます。
これは汚ねえ。ここでいきなり津田の名前を出すのは汚ねえ。いつもの俺ならここで脱線して津田の事を語り始めるんですが、今回はやりません。だって津田の事を語る資格があるのは広島ファンだけだと思うから…
「宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには 今日もカープは 勝ーち勝ーち勝っち勝ち」
うん、これ好きです。カープは敵だけど、やっぱり憎めないんですよね…
ついでに各球団の得点が入った時のテーマソングを歌ってみましょーか。
阪神はもちろん「六甲おろし」
「六甲おろしに颯爽と 蒼天翔ける日輪の 青春の覇気美しく 輝く我が名ぞ阪神タイガース オウオウオウオウ 阪神タイガース フレフレフレフレ」
ヤクルトはもちろん「東京音頭」
「ハァ~踊り踊るならチョイト東京音頭
ヨイヨイ 花の都の花の都の真ん中で ヤートナソレヨイヨイヨイ ヤートナソレヨイヨイヨイ」
ヨイヨイ 花の都の花の都の真ん中で ヤートナソレヨイヨイヨイ ヤートナソレヨイヨイヨイ」
中日ももちろん「燃えよドラゴンズ」
阪神ヤクルト中日は球団歌を得点の時に歌うわけですが、カープには得点時だけのオリジナルソング宮島さんがあるわけですな。
そして巨人は得点時に球団歌ではなく「ビバ・ジャイアンツ」なる歌を歌いやがるんですが、これが一番ダサい。
「ビバ・ジャイアンツ 輝ける男たちよ ビバ・ジャイアンツ 美しき男たちよ 光る大地を駆け抜けろ」
俺がアンチ巨人だから言ってるわけじゃないんですが、歌に重みが欠片も無い。宮島さんを見習ってほしいですねぇ…
さて再び東京ドームへ足を運んだ実央ちゃん、前回の試合はオープン戦でした。
さらに野球処女の素朴な驚き。
野球に興味のない子からすればオープン戦の意義って分かりづらそうですね。でも確かに上手く説明するのも難しいシステムではあります。
NFLは年間16試合、Jリーグが大体年間50試合、NHLとNBAは82試合、日本プロ野球が年間144試合でMLBは162試合。MLBの場合はプレーオフを加えると公式戦だけで最高181試合戦うことになります。なぜプロ野球はここまで試合数が多いのか、それは「あまり疲れないから」です。もちろん投手は別ですが、他のスポーツに比べて運動量が少ないから試合数が多くたってへっちゃらなんです。もしJリーグを年間144試合やったら全員死んじゃいますからね(笑)
東京ドームの叙々苑の焼肉弁当、これ、マジで美味い。俺3.4回食ったことがありますが、マジで美味い。ドームの横に叙々苑があるんですよね…
そして話題は前田智徳へ。前田が求道者と呼ばれる所以ですな。まぁホントのところはどーだか知りませんよ、芸能人と一緒で野球選手の美談なんていくらでもマスコミ側で操作できるでしょーし。でもやっぱ打撃に取り組む姿勢ってのがイチローと前田の2人は別格のように感じてしまうんですよね…
そして前田といえばやはりこれ。
つーわけでこの球場ラバーズという漫画はプロ野球を広島ファンという非常に限定された角度から切り取る漫画です。なぜ広島なのか、もちろん作者が広島ファンということもあるんでしょーが、この理由もあると思います。アキレス腱断裂から復活したのは前田に限りません。門田だってそーですし、サッカーならベッカム、バスケならコービー、テニスなら伊達公子、ラグビーなら大畑大介、皆アキレス腱を切っちゃってます。ただこれはアキレス腱断裂がたいした怪我でないということではないんです。アキレス腱断裂から復帰したアスリートの陰で、その何倍もの数のアスリートが引退に追い込まれているんでしょうからね…
応援しなくたって巨人は勝ちます、つまり巨人ファンなんて漫画の題材にはなりません。だけど広島は応援しても勝てませんからね、だからこそそこに喜怒哀楽が生まれるわけですよ。応援しても勝てないという意味では阪神ファンも同じかもしれませんが、やはり社会的マイノリティーである広島ファンから見る野球というのは味が出ますよね…
ちなみに俺が生まれた1977年以降のセリーグ各球団の順位は以下の通り(赤文字がAクラス、青文字がBクラス)
巨人 12531213321211423131432121335411133111
中日 35365152552134262252621253212123211244
広島 53112421213322146323355545556554555433
ヤクルト21624665664545311414144412324365342366
阪神 46453344136656624466566664141232424522
横浜 64246536445463555645213336663646666655
さらに詳細に言うと…
Aクラス回数 巨人33 中日25 広島19 ヤクルト16 阪神13 横浜9
優勝回数 巨人16 中日7 ヤクルト6 広島5 阪神3 横浜1
最下位回数 巨人0 広島2 中日3 ヤクルト8 阪神11 横浜14
このデータを見ても分かるように、俺が生きてきた中でいうとそれほど広島は弱くない。37年間で最下位をたった2回しか取っていないというのは秀逸です。客観的に見てセリーグの球団を成績優秀順に並べるなら巨人→中日→広島→ヤクルト→阪神→横浜です。これだけは間違いない。
実央ちゃんの考え方は巨人ファン的思考です。優勝できないチームを応援しても甲斐がないと考えるのが巨人ファン、優勝ばかりするチームを応援しても甲斐がないと考えるのが他球団のファン。例えばヤンキースとかレアルマドリードといった常勝軍団を応援する人間は巨人ファン的思考ですね…
だけど俺はそーゆー巨人ファン的思考には一切なりません。理由は単純ですよ、なかなか優勝できないチームを応援してた方が優勝した時の喜びが大きいでしょ⁉︎巨人ファンは優勝の喜びを何度も味わっているのかもしれませんが、何十年も優勝から遠ざかった後の優勝という破格の喜びを感じることは生涯できないわけですからね…
さてここで勝子さんの会社の後輩が登場。
堂本嘉邦!
この名前のモデルはCHEMISTRYの堂珍嘉邦だそーです。なぜいきなり堂珍なのかというと、堂珍がカープファンだからだそーな。まぁ男ならともかく、アイドルがどこそこの球団のファンですなんて言ってるのは非常に嘘くさいですけどね…
そんな堂本くんにおだてられた勝子さん。
そんな堂本くんが婚約しちゃって落ち込む勝子さん、1人でヤクルト広島戦を観戦。東出はホームランを打ってから約5年間、2393打席連続でホームランを打たなかった男です。がしかしね、あと135打席ホームランを打つのを我慢していれば「連続打席無本塁打」の日本記録に到達していたんですけどね(笑)
ちなみに連続打席無本塁打の日本記録保持者は我が阪神の赤星です。かっかっか、記録は渡さん!
確かに神宮は何時に行こうが入れます。ビジター応援席は満員になることもありますが、ヤクルト側の応援席なら常に空いてますからね(笑)もうちょっと頑張れよヤクルトファン!
廣瀬純の応援歌「始まりの鐘が鳴る」です。ちょっと歌ってみましょう。
『始まりの鐘が鳴る 広島伝説
豪快に放て 勝利に向けて走れ
始まりの鐘が鳴る 広島伝説』
豪快に放て 勝利に向けて走れ
始まりの鐘が鳴る 広島伝説』
……ちくしょう、かっちょええ応援歌だなぁ…
ちなみに現在の阪神で最もかっこいい応援歌は藤井の応援歌です。歌ってみます。
『河内の男が吼える時 藤井が決める時
迫力のドヤ顔は 男前』
うん、阪神の応援歌っぽくて好きです(笑)
さてちょいと脱線しますよ。我が阪神タイガースの応援歌、やはり印象深いのはこの辺りでしょうな。
『バース かっとばせバース
ライトへレフトへ ホームラン』
『岡田 岡田 岡田 岡田 岡田 岡田
ホームラン ホームラン 場外 場外』
『ここまで飛ばせ 放り込め 放り込め 掛布』
『男なら命かけて ボールにくらいつけ
行けよ行けよ 和田豊 お前の出番だぜ』『いざ行かんや 燃え立つ大地に
さあ八木裕が 勝利をめざして』
『この一打にかけろ 気合いで振り抜けよ
誰もお前を止められぬ 桧山よ突っ走れ』
この辺は鉄板です。ちなみにミッキーマウスの歌が流れてくると『真弓 真弓 ホームラン』にしか聞こえない阪神ファンは俺だけではないはず(笑)
そしてちょいと前に有吉マツコの怒り新党でも特集してくれてたんですが、阪神には珍妙な応援歌もあります。それがこの2つ。
『PL~ 青学~ 東芝~
一発ぶち抜け 嵐を呼んで 今だ坪井 そこだ坪井 ここだ坪井 坪井』
なぜか坪井の経歴を羅列するという謎の応援歌。
『右投げ左打ち 実家はひのき風呂
リフォーム リフォーム 片岡篤史』
片岡が実家の風呂をリフォームしたことを歌い上げるという珍妙極まる応援歌(笑)でもね、甲子園4万人が全員で「リ~フォ~ム」って歌ってる絵面は凄いですよ…