マッドアングラー!
モビルスーツ搭載可能な潜水母艦です。宇宙世紀とはいえ地球の7割は海ですからね、海を制する者は世界を制す。
マリガン!
シャアの副官といえばドレンだったんですが、シャアは所属がドズル配下からキシリア配下へと変わったんでね、副官も変わるということです。
海上を移動するのであればこーゆーホバークラフト式の船の方が絶対に速いんですよ、水上を高速で移動しようとすればするほど水の抵抗というものが障害になりますから。船体が浮き上がってしまうという問題点さえ解決できればの話ですけどね…
フラナガン機関とは一切関係ないそーです。紛らわしいのぅ…
そしてこれが出撃。
MSM-03、ゴッグ!
ジオン初の水陸両用モビルスーツです。ポイントはですね、初めてメガ粒子砲を標準搭載した機体だというところでしょうか。まぁ水陸両用機体としてはズゴックとの競争に負けてしまうんですけどね…
ゴッグ・ゾック・ズゴックの水陸両用三兄弟は混同しやすいところなんですが、開発順でいえばゾックは次男といったところです。ただ次男だけは方向性が違うんです。ゾックはモビルスーツというよりもむしろ小型モビルアーマーという感じでね、腹部にメガ粒子砲を二門搭載してるんです。ゆえに重量が重くなりすぎて動きが鈍いので、格闘戦は度外視した動く砲台的運用なんです。だからゾックはあらゆる角度に撃ちまくれるように背面にも顔があるという珍しい構造なんです。
う~ん、正直言ってミハルの事は忘れてました(笑)でもガンダムガールズの中で最も印象深い子はこの子ですわ、俺の中では。マチルダさんやリュウさん以上に戦争というものの無情さを痛烈に視聴者に伝えた子ですよ、この子が…
ちなみにミハルの声は意外にもこの声と同じです。
さてホワイトベースを追うマッドアングラー隊、ゴッグどゾックに続いてこれが登場。
さてガンダムの援護にガンペリーで出撃したカイでしたが、安全装置が働いててミサイルが発射できません。そこでミハルが安全レバーを切りに行きましたが…そこでミハルは発射ボタンまで見つけてしまうわけです。ミサイルが横にあるのに発射ボタンなんて押したら当然こーなります。
ゲームセンターあらし…若い子は聞いたことすら無いかもなぁ…
ちなみに余談ですが、このミハルの声を担当した声優さんはその後古谷徹と結婚してます。つまりアムロと結ばれたのはフラウでもセイラさんでもなくまさかのミハルなんですよね…
公式設定ではありませんが、小説版によるとこのミハルの弟ジルはその後強化人間の実験所に送られ、妹のミリーは誘拐されて消息不明。切ねぇなぁ…
MAM-07、グラブロ!
背中に乗ってるガンダムとの対比でも分かるように、全長40mという水中用巨大モビルアーマーです。海から出られないのが玉に傷ですけどね(笑)
ちなみにこのORIGINには登場しないんですが、ビグロとグラブロとの区別が一瞬で付く人はそれなりのガンダム通でしょうな。細部の違いは色々ありますが、やはり腕の太さが最も大きな違いですかね。
子供の頃はさ、このミハルの死に様を見て「なんてつまらない死に方をしたんだろう、こいつは…」と思ってました。がしかし大人になって改めて見てみるとやはり深いものを感じますな。リュウさんやマチルダさん、ランバラルやハモンさんのような軍人の死に方ではなく民間人が戦争に首を突っ込んだ結果無残な死に方を遂げたというこの結末、改めてガンダムという作品は単なるSFアニメではなく戦争というものをしっかりと捉えてるなぁと感じますね…