結果は…満塁ホームラン(笑)
メジャーは長期連載ですからね、もしかすると本田茂治の存在を知らない読者もいたりするのかもな…
つーわけでギブソンは引退。しかし数ヶ月後、吾郎とJrが見たのはマイナーリーグで登板しているギブソン。プロ選手の引退時期というのは難しいもんですわな。吾郎の言う通り「晩節を汚す」という言葉もありますしね…
そんなギブソン、若かりし頃は家族を事故で亡くし荒んでおった時期があったわけです。子供からのサインのお願いすらも邪険に扱うギブソンに対し若かりし頃のオリバーが一言。
確かにそーですわな。ファンに夢を与えてこそのプロですよね…
そして立ち直ったギブソン。
オリバー「それまで彼は自分の家族や本田の遺族のために、義務感で働いていた。いつの間にか、野球をただ贖罪の手段や仕事としてしかやっていなかった。しかし悲しみの淵で彼自身、なんのために野球を続けるのか考え直した時…答えはとてもシンプルだった。」
俺も今年で38歳になりましたが、元気に草野球やってます(笑)なんのためにやってるのか、それはやっぱ野球が大好きな自分のためなんだろうなぁ…
さらに悩み続けた吾郎とJrにも答えを示してくれるギブソン。
オリバー「お前のイップスはもちろん、Jrのスランプもギブソンは当然心配していた。ただ…二人共小さな失敗やマイナー落ちを恐れ、大きな志を失っていると。W杯であれほどファンがしびれるような勝負をした若く才気ある二人が…なぜちっぽけなミスを恐れ、今から小さくまとまろうとするのか、と彼は本気で怒っていた。」メジャーという漫画は単なる野球漫画の領域を飛び越えちゃってますな。これはもはや人生教本ですよ…