ハエを覆っているのは死体から立ち昇るといわれている燐気です。別に聖闘士だからって小宇宙を燃やさなきゃいけない必然性はないんです、そーゆー正統派なのは獅子座とかに任せとけばいいんです。水瓶座は凍気、魚座は香気、そして蟹座は燐気で戦う、それが個性ってなもんです!
相手の胴体をね、両足で挟んでおるんです。そーなんです、蟹座だけに蟹挟みなんですw
そしてこの蟹挟み、そのまま相手の胴体をちょん切っちゃいます!アクベンス!蟹座の新技はまさかの体術系でした。ちなみにアクベンスとは蟹座α星の呼び名であり、アラビア語で「蟹の爪」という意味だそーです。なんか美味しそう(笑)
黄泉比良坂!
あの世とこの世の境界線です。実際に島根県松江市東出雲町には黄泉比良坂が存在しているそーですよ、さすが島根県ですね…
そしてここで魂剥き出しのベロニカに対し…
霊的な物を発火させるという蟹座の新技Part2です。逆に霊的ではないものに対しては無害っぽい技ですからね、蟹座の技が聖闘士というよりもエクソシスト的な方向に向かいつつありますね…
つーわけでベロニカを秒殺。
マニゴルド「残念だなァ、ここはお前らの庭かもしれねぇけど…」
そしてマニゴルドはベロニカに力を与えていた黒幕がいる空間へ突撃!
そして決め台詞。
そんなわけで怒ったタナトス、神々にしか通れない空間を展開します。ここに神々以外の人間が踏み込むと身体が四散しちゃうんです。
がしかーし、そこに救援登場!
そんな教皇セージ、弟子のマニゴルドに戦わせながらタナトスの所在地を探っておったんです。
そして神相手に啖呵を切る蟹。
マニゴルド「で?どちらがタナトス様で?」
これは少しショックですかね。なんとなくイメージ的に蟹座と蠍座の黄金聖衣は頑丈そうな気がしてたんですけどね、やっぱ甲殻類ですし(笑)
タナトス「全てお前の予定通りと言うわけか。」
さて亡者の魂を武器として攻撃してくるタナトスに対し、マニゴルドはこのカウンター。
がしかし、やっぱり神だけあってとんでもなく強いタナトス。
そしてついに一撃いれます。
しかしこれで激怒したタナトス、ついにマニゴルドを神々の空間へ引きずり込みます。
さて肉体を失ったタナトス、今度はセージの身体を乗っ取ろうとしますが…
霊的なものを炎上させるのが積尸気鬼蒼焔ですが、この積尸気魂葬破は霊的なものを爆発させてしまうという蟹座の新技Part3です。つまり蟹座は積尸気冥界破・積尸気鬼蒼焔・積尸気魂葬破という3つの技を使い分けることにより、ネクロマンサー的な相手に対してはほぼ無敵ともいえる相性を手に入れているわけです。死の神タナトス狩りにはもってこいの性能です!
タナトスは原作において射手座・天秤座・水瓶座・乙女座・獅子座の黄金聖衣を一瞬にして破壊してますからね、それを踏まえるとタナトスの一撃をなんとか持ちこたえる蟹座の黄金聖衣はやはり他の黄金聖衣よりも優秀なのかも。
つーわけでボロボロの蟹。
聖闘士が倒れても倒れても立ち上がるその力は、アテナのためであったり地上の平和のためであったり仲間のためであったりするわけですが、蟹座はそーゆーものに縛られてはいないわけです。ただ目の前にいる神が気に入らないから立ち上がる…いいぞ蟹座~!
特殊能力的な戦い方が目立っていた蟹座、ここで生身の拳を叩き込んでくれたことによって聖闘士らしさも出てきました。なんだかんだいって中間距離からの必殺技の撃ち合いに終始しがちな聖闘士星矢において、拳でのシンプルな一撃というのもいいもんです。
ちなみに今回消失してしまったマニゴルドの右脚のパーツ、これが蟹のどこの部位にあたるかというと…
つーわけでここで教皇セージがタナトスに対し積尸気冥界破を発動。タナトスの仮の肉体からその魂を引きずり出そうとしますが、やはり簡単には出てこないタナトスの魂。そこでマニゴルドの参加しての積尸気冥界破×2!本来の蟹の足の部分、これは全てマニゴルドの腰の部分のパーツになります。蟹の爪の部分が両腕に装着され、足に装着されるのは蟹の二の腕の部分になるわけです。蟹の二の腕という表現もおかしいような気はしますがね(笑)
う~ん、これは仕方ないかな。さすがに死の神タナトスですからね、犠牲無しに倒せるような相手じゃありません。むしろ肉体の一片すら残さず消え去るという死に方に清々しさを感じるべきなんでしょう…
セージ「先ほど言ったはずでございましょう…神の一手先を読んでこその教皇だと!」
そしてセージはそのままタナトスをアテナの聖櫃に封印。
セージは兄であるハクレイの祭壇星座(アルター)の聖衣を着込んでおったんです。自分の守護星座じゃない聖衣を着ちゃっても構わないのかとは思いますが、星矢たち青銅聖闘士はしょっちゅう黄金聖衣を装着してますからね、まぁそーゆーのもアリなんでしょう。