以前ロスは重力系の攻撃を放っていたんですが、今度は技名の中に「斥力」の文字が見えます。物体が引き合う力が引力、物体が反発し合う力が斥力ですからね、ロスはこの辺りの物理法則を生かして戦う戦士だということなんでしょう。
凄く偉そうな役職に感じますが、9階位中第8位の下級天使です。人間以上達人以下っていうところですかね…
装備的にはジョブは「重装歩兵」ってとこでしょうか。このブラドが使うハルバートってかっこいいんですよね、簡単に言っちゃえば長柄の斧といった感じの武器なんですが、歴史上こういった長柄斧を自在に使いこなしたのは横山光輝の武将くらいのもんです(笑)破壊力はありそうなんですが、誰でも使える武器ではありませんわな…
火龍砲突撃破(ロケットダイヴァー)!
見た目的にはエドモンド本田のスーパー頭突きです(笑)がしかーし、もうここからは人類には太刀打ちできないレベルの敵が出てきちゃいます。
天使9階位の第5位と第6位です。主天使よりも下のランクなんですが、ルシフェルに瞬殺された主天使よりも魔戦将軍を圧倒する力天使や能天使の方が強く感じてしまうんですよね…
さらに降臨したミカエルに対し、ラーズ王子は「神は善なる人間も悪なる人間もまとめて滅ぼすのか」ともっともな質問をしますが…天使9階位の第5位と第6位です。主天使よりも下のランクなんですが、ルシフェルに瞬殺された主天使よりも魔戦将軍を圧倒する力天使や能天使の方が強く感じてしまうんですよね…
性善説と性悪説的な話にもなってきますな。誰だって人間は本質的に善なる生き物だと思いたいところではあるんでしょうが、人間の歴史を振り返る限りでは人間という生き物はその悪性から全く逃れられていませんもんね。俺はどちらかといえば性悪説の方がしっくりきますが、そもそも善悪って何なんだという話にもなりかねませんけどね。人類が組み上げてきた道徳だとか法だとかモラルに反することが悪なのか、それなら善悪なんてものは相対的なものでしかないということになっちゃいますもんね…
そんなわけで圧倒的戦力差に絶望的な魔戦将軍'S。そこでラーズが投げかけた質問は「神を信じるか?」このシーン、印象的です。神の存在を信じるか否か、それが信仰というものだと考えてしまいがちなんですが、それはあくまでも神は人間の味方であるという前提あってのことなわけですよ。神が人間の味方でなく敵であるならば、そこにもはや信仰という概念は存在し得ない。つまり神は常に人間の味方でなければならない、これを人間のエゴと呼ばずして何と呼ぶのか…
さーて魔戦将軍ラスト1人はこいつ。
サイクス・フォン・スノーホワイト!
ジョブ的には「学者」ということになるそーです。魔戦将軍は剣士・傭兵・魔剣士・剣闘士・重装兵・武闘家・糸使い・蟲使い・影使い・吟遊詩人・召喚士・学者というパーティーなわけです、魔法攻撃はカル=ス1人に一任するという布陣ですね…そんなこんなで箱舟編はここで中断。ここからは地獄編、つーわけでこの人が登場。大魔王サタン、人型バージョン。いや、なかなか出来ないデザインですよ、これも。「人型」という制限の中で個性的なキャラクターを創ろうとするとどーしてもゴテゴテしがちですからね、シンプルかつ唯一無二のキャラクターデザインというのは難しいもんですって。
ミカエルが火ならウリエルは土。ちなみにウリエルは8世紀に四大天使の中で唯一ローマ教会によって堕天使として認定された過去があります。作中でのウリエルの堕天にも背景があったわけですね…
そんなウリエルの登場に驚く力天使。
そしてウリエルの人型バージョン。
これは漫☆画太郎ですな。名前に☆を使えるのなんて漫☆画太郎もしくはつのだ☆ひろの2人だけです(笑)
まぁそーゆーわけで400年前の大破壊の真相は破壊神によるものではなく、天使の軍勢とサタンとが地球上で戦ったからでした。バスタードの世界ではおよそ400年前の2008年に天使と悪魔の最終戦争が行われています。ここで破れたサタンは地獄に封じられ、その後まもなくDSが誕生してるわけですな。まぁサタンとDSはもちろん別人格であり、一方が悪魔王であるのに対し一方は暗黒のアダムなわけですけど、無関係には思えませんわな。
ここからは俺の予想ですが、DSの失われた半身がルーシェレンレンであったように、サタンにも失われた半身がいるのではないでしょうか。地獄に封印された際に悪人格のサタンと善人格のルシフェルに分離、まるでドラゴンボールの神様とピッコロのようなことが起こったんではないでしょーか。つまりDSとサタンは自分の半身たるルーシェをお互いに共有してる…とか?
中央にいるのがミカエル、前列にいるのがウリエルとガブリエル、とゆーことはキノコっぽいのがラファエルなんでしょう。まぁこの形態で戦われてもあんまり面白くありませんけどね…