この18巻、別にリミックスバージョンというものが存在してます。内容もほんの少し修正が加えられていますが、最大の違いは表紙の差し替えです。おそらく表紙がエロいとでも批判があったのでしょう、つーわけでリミックスバージョンでの表紙はこちら。こっちの方がエロいような気も(笑)
さて予言によると、サタンは最終戦争で封印された後1000年後に目覚め、再び神と戦うものの敗れ去り…バスタードの世界においてはすでに救世主が降臨してますからね、この予言がはたして成就するんでしょうか?まぁ予言が成就するかしないかという問題よりも、大半の読者はそこまで連載が続かないと思ってますけどね(笑)
さて地獄ではサタンの取り巻き登場。
さてここで妄想に突入するDS。
左上のやりとり、これは怪物くんですね。語尾に「ザンス」が付いていれば怪物くんのドラキュラかおそ松くんのイヤミかスネ夫のママ、語尾に「やンス」が付いていれば狼男かケムンパスかど根性ガエルの五郎と考えて間違いありません。
はい、ここまで(笑)これ以上はアメブロでは公開不可です。ここまで散々性描写が問題となってきたバスタードですが、最後まではヤッちゃわないという少年誌のルールは守ってました。しかしここでは完全にヤッちゃってますから(笑)
地獄の構造は頂点にサタン、その下に7人の王、72人の王子、740万5926人の部下という階級になっておるそーですが、悪魔大元帥がどこに入るのかは不明。まぁ普通に元帥という役職を解釈すれば王族の下ということになりますがね…
さてここでサタンの昔話。サタンは元々天使だったわけです。
サタン=ルシフェル、これは間違いのない決定事項です。そーなるとルーシェとは何者なのかという疑問は生じます。霊的存在としてはいいんですが、それならジオが赤ん坊として発見した人間としてのルーシェレンレンとは一体…?
さてそんなルシフェル、神が人間を造る計画に大反対。そりゃ怒るのも当然ですわ。しかも今では人類を滅ぼそうとしてるんでしょ、それじゃ神のやってることは支離滅裂ですもん。
聖魔神!
う~ん、風呂敷が広がりすぎちゃいましたかね(笑)
さてバトル開始。まずはサタンの取り巻きに対し…
封邪滅相呪弾(ヴァーテックス)!
この辺りからは敵が「魔神」になるので、単純な炎や風といった魔法ではもう役不足ですよね…
FFシリーズではちらほら名前が出てくる悪魔の神殿です。これが神々の神殿であればパンテノンになるわけです。
制魔神積層縛呪(クロウバー)!
対星幽系異次元生物専門の最大封魔捕縛呪文だそーです。よく分かりません(笑)
がしかし全く動じないポルノの反撃。
つーわけで怒ったDS。「ジャス・ワッダ・ダクトー・ウーダット グッ・ゴー・ギミヤー・ラー 悉く砕けよ狂乱の時空」
歪時空爆裂(ダムド・ネシオン)!この辺りが連載されていたのは1996年辺り、対戦格闘ゲームが熱かった時代であり(ストⅡターボが92年、バーチャファイターが93年)、萩原一至もモロに影響を受けてますね…
つーわけで怒ったDS。
基本的に呪文の詠唱が「カタカナ+漢字」の呪文は強烈です。DSのベノン・エッドツェペリオン・エグゾーダス・ハーロイーン・ブラゴザハース・メガデス・ユーディーオー、カル=スのアクシーズ・テスタメント、ネイのテスラ、アビちゃんのブラインドガーディアン、エデイーのズオサイダルテンデンジア、他にはアキューズド辺りも全て「カタカナ+漢字」の詠唱ですから。
しかしこれを難なく防ぐポルノ。
大魔王シャザーンっていうのはアメリカから逆輸入されたアニメです。この主人公であるアラビアの魔神の掛け声が「パパラパ!」だったわけなんですが…1960年代のアニメですからね、知ってる知ってないの前に骨董品的なアニメですわ…
大魔王シャザーンっていうのはアメリカから逆輸入されたアニメです。この主人公であるアラビアの魔神の掛け声が「パパラパ!」だったわけなんですが…1960年代のアニメですからね、知ってる知ってないの前に骨董品的なアニメですわ…
そしてさらなる重要人物が登場。
なぜ7人なのか、これは7つの大罪との関係性なんでしょうかね。まぁ7つの大罪にはそれぞれ対応した悪魔がいるんです。
傲慢ールシファー
憤怒ーサタン
嫉妬ーレヴィアタン
怠惰ーベルフェゴール
強欲ーマモン
暴食ーベルゼブブ
色欲ーアスモデウス
一致してるのはベルゼブブとアスモデウスの2人だけか…
…しかしこの発言を最後に、バスタード「罪と罰」編は終わりを迎えます(笑)どういった経緯かは知りませんが、週刊少年ジャンプから季刊ジャンプに舞台を変えて連載していたバスタードが、この後再び週刊少年ジャンプでの連載となるんです。週刊少年ジャンプでの復活連載がいきなりポルノディアノ戦の途中から始まるというわけにもいきませんからね、ここから先は新章「背徳の掟」編になっちゃうわけですね…
まぁそのせいでポルノディアノはどーなったんだ、箱舟はどーなったんだというツッコミは各所から長年上がり続けてはいましたが、この続きが読みたいという人はいきなり27巻まで飛ばせば読めることとなりました(笑)