海原神!
飛行機事故に遭った獠を育てた獠さんのおやじです。シティーハンターの大ボスです。
さて獠さんを息子同然に育てていた海原、しかし長い戦争の中で狂気に走った海原は1人の兵士にエンジェル・ダストを投与したんです。
その兵士というのが獠さんだったわけですよ…
まぁ戦争と麻薬は切っても切れない関係でしょうな。今だって最前線にいる兵士たちは薬物をやってますよ、絶対に。
つーわけで海原の待ち構える船に2人で乗り込む約束をした獠さんと香ちゃん。しかし香ちゃんが目を覚ますと家のどこにも獠さんの姿は見えず…
香「獠…やっぱりはじめから…ひとりで行く気…だったのね…」
つーわけで船へと乗り込んだ2人、そこにはすでに海坊主の姿が。
海坊主「別におまえらのためじゃねぇ…おれも海原には借りがあるんでな…」
さて船内を進む海坊主と香ちゃん、ここで海坊主が人の気配を感じます。
ドラゴンボールでお馴染みになってはいますが、気というもので個人識別を行うことは可能でしょーか?付き合いの深い相手ならなんとなくできそうな気もするんですよ。気を識別するのではなく、自分と相手との間に存在する空気が変化するとでもいうんでしょーか、そーゆーものはあると思うんですがね…
つーわけで海坊主の前に現れたのはエンジェル・ダストを投与されたミック!
飛行機が空中で爆発してなんで助かるんだとも思ってしまいますが、実は過去には上空10.000mで爆弾が爆発し空中分解した飛行機から生存した女性がいます。彼女が押し込められた飛行機の残骸がまるで木の葉のようにヒラヒラと落下し、山の斜面の木々の上を滑るように着地したから助かったという奇跡中の奇跡です。生存者の捜索は諦めたらいかんのやね…
そんなこんなで海原との一騎打ちに挑む獠さん。だけど海原はね、少年だった獠さんを助けるために左足を失い、それでもなお獠さんに笑顔を向けてくれた人物なんです…
獠「その時おれはあんたのおれへの愛情の深さを知った。そしておれはあんたをホントの父親と感じた。」
海坊主「何を言ってるんだ獠っ!こんな時に⁉そいつはにくむべき敵だ!おまえが倒すべき男だ、そんな感傷はすてろぉ!」
海原「フフ…ファルコン君の言うとおりだよ。よくよくショーをつまらなくするのが好きなようだな。おまえはすでに勝負に負けている!」
獠「いや…その逆さ…あんたに勝てるのはこの俺だけだと言いたかったんだ。」