都合により三分割しております。
さて正体を現したヘルミッショネルズによる乱入コンビへの裁判。
あの時ケンダマンが背中を見せてしまったのは不可抗力でしょ…
ちなみに完璧超人の掟として①背中の傷は許されない②凶器を使用してはならない③負けてはならないの3つがここで挙げられていますが、結果的にはミッショネルズもこの3つの掟を全て破ってしまうんですけどね(笑)そんなこんなでマイルドマンの心臓を地獄のネジまわしで貫いたスクリューキッド、しかし…
だけどね、悪魔七超人の登場の時のようにはいかないわけです。あの時は気に入らなかったプリプリマンやミスターアメリカンを翌週には無かったことにしてしまうという荒技がまかり通りましたが、今回は大々的にマイルドマンを出してしまいましたからね、さすがに翌週に全く違う超人を描くわけにはいかなかったんでしょう。そこでゆでたまごが考えた技が伝説の「オーバーボディ」システムです。これを使えば一度描いてしまった超人が気に入らなかった場合に自在に変更できるという、ゆでたまごにはもってこいの手法です。まぁ最近のゆでたまごはあんまりこーゆー事はやらないんですけどね、それはそれでつまんないかな…
つーわけでこのオーバーボディを突き刺したスクリューキッドは…身体が崩れ去るなんて並大抵のことじゃありませんが、ここでスクリューキッドの身体に何が起こったのかを把握できている読者はいません。推測するにここまで一瞬で身体を崩れさせるためには急速冷凍か急速乾燥のどちらかしかないでしょう、そーするとマイルドマンのオーバーボディが想像を絶するほどの低温素材でできていたと考えるのが最も素直でしょうか?
さらにケンダマンはこの技で処刑。
喧嘩(クォーラル)スペシャル!
こーゆーのがテストで役立ったりするんですよ。英語のテストで「quarrel」という分からない単語が出てきた場合にキン肉マン読者であれば「これはクォーラルスペシャルのクォーラルじゃね?」と推理を働かせることができるわけです。漫画は勉強の妨げになると言う大人もいるかもしれませんが、いざという時に使える知識は山ほど詰まってますから。
喧嘩マン!
541戦541勝541KOというカメハメ師匠級の戦歴を誇る超絶超人です。残念なところはあまりにも外見に特徴が無さすぎるという所でしょうな。見た目だけなら人間ですもんね…
そんな喧嘩マンとの対戦に備え、タワーブリッジに並ぶ必殺技ロビンスペシャルを封印していたロビン。
このセリフをキン肉マンが言うのはちとおかしいわな…そんなわけで超人師弟コンビvsヘルミッショネルズ。ミッショネルズの先鋒はビッグ・ザ・武道。
イマイチ(笑)そもそもウォーズマンの身体にタワーブリッジをかけたことがウォーズマンの回転につながっているとは思えないんですよ。ウォーズマンをこの回転で投げ付けたいのであれば、ウォーズマンの身体を捻らなけりゃいけないでしょ…
後に完成版ロビンスペシャルが登場したことにより「ロビンスペシャル1st」と呼ばれることもある技です。まぁこの技が物理的に問題があるのは周知の事実ですが、それについては次巻で。
普通のスライディングと何が違うのか、凡人には理解できかねます(笑)
そんなこんなでついに組み合う因縁の両者。後にあのストロング・ザ・武道も全く同じ体勢で相手の実力を図る「審判のロックアップ」なる技を使います。やはり完璧超人たるもの、相手の実力なんて組んだだけで分かるもんです。
この「アワワ」発言で一気にウォーズマンの格が下がってしまったことは間違いありません。王位争奪編でもマンモスマンにすぐやられちゃいますし。ここでウォーズマンを一介の噛ませ超人に格下げしたゆでたまごに対しキン肉マンファンからは批判的意見が多いですし、俺もその1人ですね。あのファイティングコンピューターウォーズマンがどんな危機に陥ったって「アワワ」なんて言うもんか!
そしてこの技でほぼ決着。
さてこの衝撃で外れたウォーズマンのマスクを奪おうとするネプチューンマンに対し…
つーわけで弱い超人がマスクを付けてるのが気に入らないネプチューンマン。
そしてついにウォーズマンがこの技でマスクを狩られちゃいます。
そんなわけで何もできずにウォーズマン死亡。
つーわけで愛弟子の死に涙するロビン、そんなムダな感情を捨て去れば完璧超人になれると笑うネプチューンマン。さぁどーなる優勝候補筆頭の超人師弟コンビ!
本日二度目のまんぐり返し(笑)ちなみにこの技を解説するキン肉マングレートはネプチューンマンの針付きベストの事を「チョッキ」と呼んでおります。俺ももちろんベストのことを「チョッキ」と呼びます。平成生まれの奴らに言うと笑われそうですが、俺らよりさらに上の年代はスーツを「背広」とか、ハンガーを「衣紋掛け」とか言いますからね…
さてこの衝撃で外れたウォーズマンのマスクを奪おうとするネプチューンマンに対し…
悪魔超人はマスクには手をかけないというアシュラマンの発言がありますが、バッファローマンはキン肉マンのマスクを剥がそうとしたし、アトランティスはロビンのマスクを剥がしたし、この後も霊体の魔雲天がグレートのマスクを剥ぎ取ろうとしますから。マスクに手をかけまくりです(笑)
さてここで舞台は4年前のロンドン、テムズ川。己の強さを呪い、身を投げた喧嘩マンを待ち受けていたのは武道。
さてテムズ川の水中で片膝付いて待ってた武道、問題なのはその待ってた期間です。
数十万年前というと、ようやく人類が原人からホモサピエンスへと進化したくらいの話です。そこからずーっと武道はテムズ川で片膝付いて待ってたんです。身体、ふやけちゃってますよ(笑)
数十万年前というと、ようやく人類が原人からホモサピエンスへと進化したくらいの話です。そこからずーっと武道はテムズ川で片膝付いて待ってたんです。身体、ふやけちゃってますよ(笑)
ネプチューンマンという超人は不思議な超人で、タッグ戦になると輝きを放つ超人なんです。知性チーム戦の時もキン肉マンⅡ世の時もネプチューンマンが活躍するのは常にタッグ戦なんです。それはネプチューンマン=クロスボンバーという印象があまりにも強すぎるからなのかもしれませんね。喧嘩スペシャルなんてこの後全く使わなくなっちゃいますし、クロスボンバーの印象が強すぎるが故にシングルマッチで戦うネプチューンマンの姿を想像しにくいんですよ…
ちなみにアイドル超人で死亡もしくは消滅した経験がない超人は1人もいません。キン肉マンはスニゲーター戦で死んでるし、テリーはミッショネルズ戦であの世へ旅してます。ラーメンマンも王位争奪戦のバイクマン戦で短時間ですが死亡扱いされてますからね、一度も死んでない超人はミートくんくらいのもんですか?
続く(笑)