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きよの漫画考察日記1878 はじめの一歩第55巻

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お月様

一歩vs沢村は第6ラウンド。一歩は再びデンプシーロール、沢村は再びカウンターを合わせますが、これに耐える一歩。
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確かに人は経験したことのある痛みなら耐えられるんですよね、出産の痛みのように。どんなに経験しても耐えられない痛みは虫歯の痛みくらいのもんです。

そんなわけで一歩は本日3回目のデンプシーロール、もちろん沢村はカウンターを合わせにいきますが…
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人の顔面を殴って「グシャッ」という擬音語はなかなか使えませんよね。まぁ荒木飛呂彦とかは余裕で使えるんでしょーけど。

そしてここから一気に逆転。
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逆転ファイター幕之内一歩らしいダウンの奪い方であると同時に、一歩がダウンを奪った数多くのシーンの中でも印象値は上位にくるでしょう。まぁ森川ジョージの画力がこの辺りで完成の域に至ったからというのもありますけどね…

さてこの新型デンプシーを目撃した千堂。
千堂「一瞬のヒラメキや思いつきで出たパンチやない。膨大な練習の末に生まれたもんや。自分がピンチになるというのも想定し、耐える体を作り、チャンスを逃さない。全て練習の上に成り立っとるんや。」
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最近のボクシング業界はこーゆー純血種のボクサーが強いですな。ちょっと前までは地元で負け無しのケンカ坊主がそのまま世界王者へというパターンが多かった、というかほぼ全員がそうでしたが、最近では子供の頃から英才教育を受けて高校タイトルを総ナメっていうボクサーが非常に目立ちますもんね…

そして運命の第7ラウンド、再び新型デンプシーを発動した一歩に対し、これを予想していた沢村。
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しかしこのカウンターを回避した一歩、今度は逆サイドからデンプシー。
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うん、見事な戦いでした。俺は一歩の試合の中ではこの沢村戦が最も好きですけどね。つーか一歩がいいというよりも沢村がいいんです。一歩戦、間柴戦とどちらも名勝負ですからね…

そんなわけで緊急入院した沢村に…
千堂「不思議やろ?こんだけ痛い目みてもボクシングやめよ思わんやろ?特に幕之内の拳はそう思わせへんのや。ワイらのようにケンカで慣らした拳やない、練習で強く重くしたモンや。練習すれば勝てるようになる、もっと練習すればもっと強くなれる、打たれるたびそう思い知らされたやろ?だからこそ、もっと練習したる、強うなってキサマを負かしたる、そういう気分にさせられるんや!」
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活人の拳、確かにその通りです。一歩と対戦して多少なりとも心情に変化が生まれなかったのは2戦目で対戦した藤原義男、12戦目のポンチャイ、16戦目の李龍くらいのもんでしょかね…

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